こんなはずじゃなかった

土曜日に両親と回転寿司へ行った際に

母の口から聞いた、再婚するつもりはないの？

という言葉…



それ以来、破たんした元夫との生活を

思い起こすことが多くなりました。



あの時は、外資系企業に勤め

同年代と比べ収入は申し分ないものの

とはいえ身分不相応に見栄っ張りで

金遣いが荒い元夫ばかりが悪くて

自分には一切の落ち度が無いと信じて疑いませんでした。



私は被害者なんだと。

自分は何も悪くないと。

そう思っていました。







ですが、離婚から20年以上経った今

自分にも多分に落ち度があったと

やっとわかって来た次第で…



何事も言葉に出さず、不満を溜め込む性分の私。

言いたい事や不満があるなら

爆発するまで溜め込まず

そのつど話し合って解決すれば良かったのです。



なのに、そうした時の元夫の不機嫌や

言い争いの面倒を避けたいという事なかれ主義のせいで

自分で自分の首を絞めていたのです。



私だって大いに非があった。

今ならわかります。



だけど、今さらどうすることも出来ないし

未だに自分の気持ちを相手にぶつけることが出来ません。

その結果、家族である両親や弟一家に対しても

顔色をうかがって遠慮して付き合うことしか出来ないのです。



そんな私がこの先だれかと再婚するなんて…

無理でしょう。



そもそもこんな調子では

再婚などという話に発展するような相手と

出会えるはずがありません。



変わりたいけど変われない。

どうにかしたいけれど

何かを変える勇気が湧いて来ないのです…



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